🌿「なんのために頑張っているのだろう?」頑張りすぎに気づけない日々
それは、私が育休明けで必死に仕事をしていた頃でした。
慣れない育児に加え、時短で勤務をして、通勤は片道2時間。
急な休みなどで、ただでさえ周りに迷惑をかけているのだから、頑張らないと。
とても自分のために休むという発想は持てず、疲れていることにも気がつきませんでした。
帰り道で倒れ込んだときもSOSが出せず、少し休んで電車にしずかに乗りました。
このままではまずい。このまま走り続けても、しあわせにはならない気がする。
どうしたらいいのかな。
でも、誰かに話しても、一般論でアドバイスなどされたら辛い。なんとかやり過ごす方がましかな。
――そんな日々でした。
🌿心をゆるめる、夜のハーブティー
だんだんと何も感じなくなってきている感覚がありました。
いろいろな情報にも疲れ、電車では目を閉じる。
仕事以外は育児中までイヤホンをしていないと頭が落ち着かない。
夜みんな寝静まった後、1杯のハーブティーをいれること。
これが、「楽しみと認識できる数少ない時間」でした。
ハーブティーの袋を開けると、葉っぱやお花の自然の香り。
スプーンですくうと、ざくざくと芝を踏んでいるようです。
お湯を注ぐと、黄色や赤色になっていく様子が美しく、
湯気と一緒に、その香りに心がほぐれていく感じがしました。
そうして、ハーブティーを飲むとほっとして、あたたまる。
感覚が取り戻されていくのを感じながら、身体や心も大切にしようと決めました。
🌿キャリア理論を、あたたかいエールとして伝えたい
現在、キャリアコンサルタントとして相談者の方と接するとき、その方は「人生の転機」に相対してここにいらっしゃるのだなと実感します。
人の一生や、働くとは何か。どう生きていくのがよいのか。何を大切に生きるのか。
私はその人の本質に触れる瞬間が好きで、寄り沿いたい。
キャリア理論と聞くと難しく感じますが、それぞれの理論家が伝えたいことは、自分と向き合うヒントとなる、もっと優しいメッセージだと思うのです。
そんなエールを、あたたかい気持ちを込めて綴っていきます。
そしてこの場所を、誰かの一杯のハーブティーにしていきたいです。
🌿このブログでお届けしていきたいこと
このブログでは、キャリア理論という「生き方・働き方に向き合う道具」と、
ハーブという「感覚の道具」を組み合わせて、
日々の中でふっと心がゆるむようなヒントをお届けしていきます。
全く異なる方向性にも見えるこのふたつは、
いずれも忙しい毎日の中でも、「わたし」の声に耳を澄ませる時間。
そんな時間が調和を生み、人生の流れを少しずつ変えていくと考えています。
自分のことをつい後回しにしがちなあなたが、ご自分の考えや感覚を大切にしながら、
ほんの少しでも「心がほどける」ようなきっかけを見つけられますように。
そして、家族や友人以外の人と気軽に話したいと思うことがあれば、
同じ時間を過ごすこともできますので、そっと思い出していただけたら嬉しいです。
これから、一緒に深呼吸をして過ごしていきましょう。
ここまでお読みいただき、どうもありがとうございました。
コメント